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某リノベーションプロジェクト
病院から住宅型有料老人ホームへのリノベーション計画。
エントランスは大きな庇で人々を迎え入れ、かつ暗くならないよう素材はガラス。
利用者が集う共同空間は木質調の仕上で整え、温かみのある空間を演出します。
中廊下特有の暗さは、それに付随する部屋の一部を吹抜けさせることで自然光を取り入れると共に、分断されいた上下階を繋げる役割を果たす計画としています。
所々にこのような共有空間を設けることで、積極的に個室から出てコミュニケーションを図れるよう意識した計画としてあります。
また2階では既存のレベル差を活かした段状とすることで、イベント等ではその段に腰をかけ、観客席にもなります。
利用居室は病室の1室を丸々個人部屋にし、ゆとりある計画としています。